92nd week |
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2006.7.2(Sun)
久しぶりの我が家で熟睡．昼前に家族でグローサリーショッピング．午後はこの日記書きと写真整理．スライドショー作成．夜はY家と一緒に近くのアジアレストランへ．
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2006.7.1(Sat)
カンクン5日目．今日帰るよと娘に言うと「もっといたい．ボストンはやだ．帰りたくない」と号泣．なだめるのが大変だった．午前中は再び子供用プールへ．このホテルは子供用プールが充実してて，バッフェも子供向けにいろいろ取り揃えているので，（部屋運とかが必要だけれど）家族連れにはおススメ．最後にカリブ海を見納めしてから帰り支度．
11時にチェックアウトし，11時半に迎えに来たシャトルで空港へ．空港は激込み．しかし子連れということもあって，長いカウンター行列に並ばずに発券してもらえた．ラッキー．発券の際，カウンターの職員がVISAの番号を確認していた．ん？これがアメリカ入国手続き？とするとやっぱりI-94は取られなくて正解？
空港で昼食を取り，午後2時半離陸．窓からカンクンがきれいに見えた．機内でワールドカップの結果（ポルトガルがイングランドに勝ち，フランスがブラジルに勝つ）がアナウンスされ，大歓声．しかし一番大きな歓声は，メッツがヤンキースに勝っているという野球の途中経過のアナウンス時．さすがボストン直行便だ．
さて，ボストンに近づくと，乗務員がI-94を配ってくれた．そして到着ゲートは，A（国内線用）でなくE（国際線用）だった．僕がもらっていた旅程表が間違っていた．とするとI-94は？
そう，正解は「取られても良かった」でした．ボストンでちゃんとした米国入国審査をしてもらい，無事に新しいI-94にスタンプをもらえました．
ちなみに，I-94に関して赴任時に受けた注意事項は「メキシコ・カナダに行く場合，原則I-94は取りません．原則陸路の場合は例外なくとりません．空路の場合は航空会社や担当官によって取られることもあります．取られた場合は必ず入国時に発行を受けてください」．入国カウンターに，アメリカ出国時に取られる方のI-94が何枚かあったのと，審査官も僕らが古いI-94を持っていても不審がっていなかったので，取られないほうが多いのは事実と思われますし，取られても，空路ならちゃんともらえるということでしょうね．
寒く天気の悪いボストンだけれど，帰りつくと落ちつく．最後にまとめ．泊まったホテルはCrown Paradise Club Cancun All Inclusive．Expedia経由で予約して，料金は大人2人子供1人フライト込みで2800ドルくらい．（不明確だが，だいたいフライトが1000ドルで，ホテルが1800ドル．日本からだとフライトが3000ドルくらいかかる．）部屋や勧誘でトラブルはあったけど，ご飯はおいしく，安く食べられて，妻も夢がかない，娘も帰りたくないと泣き叫ぶほど満喫し，お父さんとしてがんばった休暇だった．
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2006.6.30(Fri)
カンクン4日目．朝起きると妻が青い顔をしている．なんでも昨晩からお腹が痛いという．昨日の暑さ，旅の疲れ，昨晩の暴飲，どれかが（どれもが？）原因で体調を崩したようだ．予定では，午後にダウンタウンにでも行ってみようと思っていたのだが，今日はおとなしくホテル内で過ごすことにした．
とはいいつつ，朝食を食べにわざわざホテル内のスペイン料理レストランへ行った．実は，2日前にこのレストランの前で人の良さそうなおばさんに声をかけられ，「朝食に招待させてくれないか．少しホテルの説明をするのだけれど，聞いてくれたらTシャツとかあげるし，助けると思ってどうか来て」と言われていて，バカ正直に招待されてしまった．うすうすなんかあるよなーと思ったのだが，行ってみたら案の定，食事の席にはカルロスが同席し，「世界中に展開する当リゾートクラブの会員になるとこんなに安くいい部屋に泊まれる！」という勧誘トーク．もちろん断ったのだが，「断るくらいならなんで朝食の誘いに乗った」と最後に逆切れされた．すいません．旅慣れていないもので．Tシャツなどはもちろんもらえなかった．翌日以降も，そのレストラン前ではいろんな人が朝食に招待されていた．
そんな朝食だったけれど，メキシコ料理はおいしかった．僕の口に合う．結論，料理は本場に限る．ちなみに，今回のホテルを選んだ理由の一つに，（娘が好む）日本料理屋があったことがあるのだが，行ってみたらそれはプールサイドでランチを出すアメリカンジャパニーズなお店で，いわゆるテリヤキチキンなどを出す店だった．別にまずくはないけれど，もっと日本っぽいものを期待していた僕らがバカだった．結論，料理はやっぱり本場に限る．
さて，ドキドキな朝食だったこともあってか，妻の体調は低調のまま．食事を終えて，一応3人で子供用プールに出かけたが，妻はすぐに部屋に戻った．午前中は娘と子供用プールで遊ぶ．娘大興奮．楽しかったようだ．午後は妻と娘は昼寝．その間僕は部屋で少し仕事をした．夕方になると，妻も体調がもどり，3人で再びプール＆海岸へ．去年大西洋を泳いだことを思い出し，カリブ海も泳ぐぞと挑戦したのだが，波が高くて全然泳げなかった．
カンクン最後の夜．夕食はホテル内のステーキハウスへ．調子にのってテキーラベースのカクテルを2杯飲んだ．これが効いて翌日ちょっと辛かった．．．
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2006.6.29(Thu)
カンクン3日目．今日は一日シカレー（Xcaret, 英語での発音はエクスカレー）ツアー．朝7時半に迎えに来たバスに乗る．バスはラグーン（沼）沿いのホテルゾーンを北上して各ホテルからの参加者を拾ってから，カンクンダウンタウンを通り抜けて，ラグーンの反対側を南下．ダウンタウンでは，キヤノンとリコーとゼロックスが仲良く看板を並べていたのを見つけた．出発から約2時間半かけてシカレーに至る．車中寝ようと思っていたのだが，ガイドのおじさんが延々とスペイン語と英語でいろいろ説明をしてくれたお陰で寝られなかった．同乗者に，今回の旅行中で唯一見かけた日本人のお母さん（旦那さんはインド人？子供さんは英語と日本語を話していた）がいて，少し話をした．曰く，昨日からカリブ海は荒れているとの事．一昨日まではもっと穏やかだったそうだ．
到着した場所はマリンパークで，ドルフィンスイムやスヌーバといったウォーターアクティビティが楽しめたり，マヤ文明の様子を再現した遺跡や洞窟があったり，ユカタン半島の動植物が集められてたりする．到着して，まずマヤ文明遺跡に行ってみた．「実写版ドラクエ」って感じで，おもわずドラクエのテーマソングを口ずさんでいた．その後，動物が見たいという娘のリクエストで動物園エリアを歩いたのだが，かなり熱くて妻も娘もぐったり．そして動物もぐったり．このまま歩いていたらきっと倒れてしまうという感じだった．こりゃまずいとランチバッフェの店へ急いだのだが，パーク内は迷路のように入り組んでいてなかなかたどり着けない．妻も娘も機嫌が悪くなっていく．お父さん少しあせる．なんとか店にたどり着き，やや早かったが昼食を取る．いわゆるメキシコ料理のバッフェだったのだが，これがすごくおいしかった．妻も機嫌を直した．よかったよかった．会計を見ると大人二人で50米ドル．僕らはランチ込みのツアーだったのでフリーチケットで支払ったのだが，ツアー料金はランチなしの場合が大人二人で200ドルで，ランチ込みで240ドルを220ドルに値切ったので，ランチ分は30ドル得した計算．ツアーデスクのお兄ちゃんは「ランチ込みはおススメしません」と言っていたのだが，ランチ込みをおススメします．
ご飯を食べ，お店で涼み，さあ次へというところだが，娘は昼寝モードに．この暑さは3歳児には辛い．娘をレンタルベビーカーに乗せ，木陰で起きるのを待つ．2時半ごろ起きたので，続いては本日のメインアクティビティであるUnderground Riversへ．ライフジャケットを着込み，水温17度前後の地下水道を泳いでパーク内を横断するというもの．地下から眺めるマヤの神秘の井戸などを楽しめる．娘がやや暗い地下水道を怖がってしまい，なだめすかしながらゴールを目指したので，マヤの神秘どころではなかったが，なかなか楽しかった．
ゴールにたどり着いたのがだいたい4時ごろ．迎えのバンが5時45分にくるまで（通常は夜のショーが見られるが，我々はパスした），土産物屋でいくつか買ってから，ホテルにもどった．夕食は，ホテル内のディナーバフェットで．疲れと暑さからコロナビールをガンガン飲む．妻もガンガン飲んでいた．
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2006.6.28(Wed)
カンクン2日目．朝食も食べ放題バフェット．妻は「空調は直ったけど，なんかタバコくさいし，シャワーやトイレの水圧は弱いし，部屋は変えて欲しい」と言い，食事後にフロントに掛け合ってみた．すると何でもクイーンベット2つの部屋を希望する人が多いらしく，「キング1つと交換ならいいよ」と来た．もともとキング希望だったので，もちろんOK．11時までに部屋を出て，3時に入れるよということになった．もし最初からキングだったら，変えてもらえなかっただろうなー．
部屋を片付けつつ，翌日のシカレーツアーの予約をして（昼食込みで大人二人で240ドルを220ドルに値切った），11時前に部屋を出る．荷物をしかるべきところに預けた後，いざ海へプールへ．カリブ海はきれいだった．娘は思った以上に高い波に「Don't Do That!」と怒って，周囲の笑いを誘っていた．プールも大繁盛．ティーンの子供を持つ親子連れが多いという印象だった．横須賀基地と三沢基地に4年ずついたという海軍の人に「日本人？」と声をかけられたりもした．
昼食をプールサイドで取ったあと，ホスピタリティルームで部屋が空くのを待ち，2時に新しい部屋に入る．元の部屋よりも古く，いろいろとぼろいのだが，空調はちゃんと止められるし，タバコ臭はしないし，水圧も強いし，眺めも前よりいいし，オフィスセンターのWiFiも部屋に届くしで，家族3人大満足だった．部屋移動の賭け成功．
で，30分ほど昼寝した後，バスで10分ほど移動したモール（La Isla Shopping Village）へ出かける．バスでの道中，まだ建設中のホテルを多数見た．去年のハリケーンの傷跡はまだ残っている感じだ．午後4時から，そのモール内の水族館でのドルフィンスイムに妻と娘が参加した．旅行前に調べたところ，3歳児がドルフィンと遊べるのはこの水族館だけということだったので，事前に予約していたもの．一人65ドル．けっこう高い？妻はとてもよろこんでいたが，娘は怖がってあんまり触れ合えていなかった．終わりになる頃やっと慣れたようで，終わると聞いて「もう終わるのー．いやだー」と泣き叫んでいた．翌日行ったシカレーでもドルフィンスイムができるが，（ガイドブックにはできると書いてあるが）子供用プログラムがないのと，シカレーには他にも楽しいアクティビティがあるので，この水族館で体験するのをおススメする．
水族館のお土産屋でTシャツやら集めているマグネットを購入後，ホテルでもらった無料プレゼント券を手にDEL SOLというお店へ．ここは，太陽に当たると色が変わる（着色する）グッズを売る店で，指輪とかサングラスとかTシャツとかを売っている．無料プレゼントはトートバッグ．けっこう質が良くて愛用できそう．手ぶらで出てもいいけど，それじゃ悪いので，妻と娘が10ドル相当のカチューシャ3本セットを購入．屋内では白だが，外に出ると赤／黄／紫に変色する．なかなかいい買い物だった．夕食はホテル内のシーフードレストランで．なかなかおいしかった．
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2006.6.27(Tue)
この休みの旅行先は，メキシコのカンクン．有名リゾート地．そこへ行って，オールインクルーシブのホテル（ホテル内にいる限りは，飲み食いは全て宿泊料金に含まれるホテル．プールサイドで酒飲み放題．レストランで何でも食べ放題．）に泊まることは妻の夢であった．日本から行くのに比べれば，ボストンから行くのは安いということで，思い切って行く．
で，まずはアトランタへ飛んだ．そこからカンクンに飛ぶのだが，そのカウンターでI-94という米国入国書類を取られてしまった．通常はアメリカ国外に出るときは取られて，再入国のときにまたもらうのだが，カナダとメキシコに関しては，確か【取られない／取られちゃいけない場合がある】と赴任時に人事に言われていたのを思い出し，不安になって問い合わせた．が，「問題ない」と言われる．うーん．それでも信じられない．帰りはなぜかカンクーン―ボストン直行で，到着ターミナルは国内線ターミナル．I-94がもらえそうな米国入国ゲートはない．ガイドブックのカンクン国際空港にも米国の入国ゲートない．（ちなみにカナダの主要空港にはある．）どうしても気になり，もう一回【別の人】に問い合わせたら，「あれ，とられちゃだめだね」と言って返してくれた．ふー．危ない危ない．もしかしたら，取られても良かったかもしれない．本当は取られて良かったのか，それとも本当に取られちゃいけなかったのか，結果は5日後．
カンクンの着くと，ゲートの外で沢山の客引き．うっかり最初の人に捕まってしまい，いろいろと話を聞かされた．曰く，カンクーンから1時間の所にある定番観光地シカレー1日ツアーを，通常2人200ドルのところを120ドルでどうだ！という話．最後は無料でいい！とか言う．（そんなわけない．）着いていきなり「はいはい，じゃあお願いします」と言う訳にもいかないので，振り切って外へ．外にもタクシー等のたくさんの客引き．僕らはホテル予約と一緒にシャトルを予約しておいたので，それを見つけてホテルに向かった．
ホテルに着くと，チェックインの長蛇の列．単に人が多いから長い，のではなく，フロントともめている人が多くて，それぞれに時間がえらくかかっているので長い．僕らの前の家族は，「4人家族にキングベット1つってどういうことだ！マネージャーを呼べ！」と怒りまくっている．うーん，なんかいやな感じだ．じっと待って，我々のチェックインは一応無事に終わって，部屋に行くと，なぜかクイーンベット2つの部屋．うちはキング1つをリクエストしていたのだが．．．まあいいや．時間は午後5時．まだ明るいので，娘と小手調べに小さめのプールへ行って泳ぐ．で，部屋に戻ると，寒い．冷房がガンガンかかっている．消そうと思うと，コントローラーがない．消せない．これじゃ寝れない．常夏のリゾートに来て寒さに凍えるってどういうことだ．で，フロントへ行くと，「壁にあるはず」と言われる．いやない．で，メンテの人に来てもらったら，「ああ，ないねえ．これからつける」と言って去る．ええー．もう一回フロントに戻って，その旨伝えて，何とか2時間でつけてね，とお願いしてから，ディナーバフェットで夕食．食べ終わって，部屋に戻ると，壁に穴は開けられていたが，それっきり．困ったなーと思いつつ部屋の外に出たら，偶然フロントで話したお兄ちゃんが通りかかったので，捕まえて，部屋を見てもらうようお願いして，見てもらったら「あれ，本当にないねえ」と言って，方々に電話してくれた．で，夜8時半から2時間，本格的な工事開始．明るいまま，知らない人もいるのに，夜も遅いので寝たい娘は寝られず不憫．10時半ごろにはコントローラーが設置され，空調が止められるようになった．しかしコントローラーがなくて「つけられない」ならまだしも「止められない」って，ねえ．けどまあ，去年の夏のハリケーンでずたぼろんされながら，驚異的なスピードで客が呼べる程度に復旧したのだから，多少はUnder Constructionでもしかたないとは思った．（後日，妻が耳にしたところによれば，空調のコントローラーがない部屋はうちだけでなく，「止まらないからドア全開で寝たのよ〜」と愚痴るご婦人がいたとか．）
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2006.6.26(Mon)
今日からボスが2週間日本出張．それに合わせて，1週目のこの週に夏休みをとる．今日一日は明日からの旅行の準備．
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