52nd week |
-
2005.9.25(Sun)
朝，娘に厚手のズボンを着せようとすると，つんつるてんだった．1年は，娘の足を長くするには，十分すぎる長さだ．というわけで，秋冬物の服を買いに出かけた．出先で仲良しのD一家と会う．彼らも娘の秋冬物を大量購入していた．娘のものに合わせて，親もそれぞれいろいろと購入．たまにぱーっと買い物するのは楽しい．帰宅後，めいめいがファッションショーをした後，衣替え．
夜，娘がしくしくと泣き出す．明日また学校に行くのが嫌らしい．行きたくない．おもしろくない．さみしい．励ますと「はい」といじらしく応えるが，けっこういっぱいいっぱい．今がピークなんだろうと思うが，妻も行かせていいものかと不安をこぼす．
|
|
|
-
2005.9.24(Sat)
論文提出を終え，気持ちがぐっと軽くなった．今週ほとんど寝てないので眠いのは眠いのだが，気分はすこぶる良い．そんな僕を見て，妻も娘も安心したのか機嫌がいい．娘はすごく興奮していた．この日，隣町でTown Dayが開催されていたので，それに出かける．昨日の花火もこのTown Dayのイベント．大きな通りがホコテンになっていて，いろいろな出店が出ていた．インドカレーを食べたり，その街の名前を記したTシャツを買ったりした．
気がつくと，すっかり秋である．風が冷たく，木々はどれも色づき始めた．ちょうど渡米した頃の空気．もう1年である．この1年で，僕は何を得たのだろうか．生活には慣れた．仕事も慣れた部分はある．けど，得たものはまだまだ物足りない．1年は，何かを得るには，とても短い．多くの友人が短い期間で帰るのを見送ったのに対し，幸運にもあと1年残されている．この1年で何ができるのか．少しリフレッシュして，もう一度トライするぞと思う．2周目はもっとうまく走れるはずだ．
|
|
|
-
2005.9.23(Fri)
いよいよ論文提出日．2時間半寝たあと，6時にラボへ行き，最後の追い込み．午後になり，Aが隣に座ってくれて，英語から内容までいろいろと直してくれた．お陰で内容はともかく形にはなった．午後8時の締め切り直前に論文をUPLOAD．終わった．ともかく終わった．と，ボスが現れ，次のターゲットへ向けて新たにがんばれと励まされた．さあ，結果は如何に．
今のグループからは，5人が論文提出を目指していた．今ラボで同室のDもその一人．けど，昨日も今日もラボで見かけない．そして今日知ったのだが，Dは提出をあきらめたという．Because Boss killed all of his proposals．ボスの能力は世界的にも確かなもので，D曰くGenerally he is rightである．しかし，ここに来ても完全でなければ徹底的に痛めつける厳しさ．それがグループの評価を高めているのが事実だが，個人を高めるには時間がかかりそう．全体最適か局所最適か．厳しさが，たとえ遠回りでも，Dや僕を高めることとなればいいなと思う．人はローカルミニマムを超えうるはずだと思いながら家路を急ぎ，夜の9時，アパートの前に着くと花火が上がっていた．一山超えて次を目指す僕への励ましの花火だ．
|
|
|
-
2005.9.22(Thu)
今日も朝6時からラボで論文執筆．朝，同じグループのAに少し論文を読んでもらい，フィードバックをもらった．図があるとわかりやすいとのことで，夕方までいろいろ用意した．図を描くのは英語を書くよりとっても楽しい．で，早めに帰宅．夕方に娘の学校で親の懇親会があったので，妻がそれに参加し，僕は娘と留守番．8時ごろ妻が帰宅し，そこで娘の寝かしつけを代わってもらい，そこから夜中の2時半まで論文を書く．
|
|
|
-
2005.9.21(Wed)
朝6時から11時まで論文を書き，その後から夜までは日本から来ている会社の人の対応．夕食はアフガニスタン料理屋へ．
|
|
|
-
2005.9.20(Tue)
昨日のボスのダメだしに応えようと論文を書く．朝6時からラボに篭って書く．そして夕方，ボスに見せに行き，そして昨日の繰り返し．ボスが僕に満足する日は来るのだろうか，と思ってしまう．
|
|
|
-
2005.9.19(Mon)
粛々と論文を書く一日．夜，できたところまでボスのところへ持参した．そして一杯一杯ダメ出し．「なぜそれが必要なの？」「なぜそれで十分なの？」ここ1年聞き続けたフレーズ．まだ答えきれない．
|
|
|