| <Story>
ある日突然気がつくと，見知らぬ6人の男女が巨大な立方体(CUBE)の部屋に閉じ込められている．各6面には扉がついていて，開けると内壁の色だけが異なる同じ部屋が続いている．6人はそこからの脱出を図るのだが，部屋には様々なトラップが仕掛けられていた．．．．． CUBEの閉塞感，トラップの恐怖感に加え，男女6人の異なった能力・異なった性格が織り成すRPG感，脱出のための謎解きに見る緊張感．．これはかなりお勧めのミステリーであり，ホラーであり，サスペンスであり，ドラマであり，ゲームである．
土曜日初回上映開始20分前に映画館について，その時点で6割の入り．前から4列目真ん中に座る．最終的には9割程度の入り．上映後ロビーに出るとかなりの人が列を作っていたので，2回目以降はおそらく満員だったろう．『CUBE』の前に，この作品のきっかけとなった『Eleveted』も併映されてオトク． 監督はカナダのビンチェンゾ・ナタリという人で，この作品が長編処女作．トロント国際映画祭最優秀新人映画賞受賞． 800円のパンフレットもきっちりと作ってあって読み応えあり．
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