| タイトル | 北限の猿 |
| 劇団名 | 青年団 |
| 作／演出 | 平田オリザ |
| 日時 | 1996年11月19日（火）19時30分〜 |
| チケット代 | 3000円 |
| 劇場名 | 駒場アゴラ劇場 |
| 席番 | 一階席椅子席二列目 |
| チケット購入 | 劇団予約 券番号20番 |
| 感想 | 「カガクするココロ」の10年後の話. 研究室の雰囲気や話題が10年分大人になっている. 顔ぶれも大きく変わっているが, 研究室から若さとか夢とかが消えて, 社会とか現実とかが目立つ. そこにあるものが恋愛だったりいざこざであるのは「カガクするココロ」でも「北限の猿」でもおなじなのに, 具体的内容が, たとえば前者では頭はいいがちょっと変な学部生の片想いだったのが, 後者では不倫カップルに子供ができちゃったりと, ほんに年をとって大人になるってのはコワイ. 自分はまだ「カガクするココロ」段階なんだろうなあ. というわけで, 「カガクするココロ」の方が好き. でも高木さんはまったく変わってません. 台詞もおんなじ. |
| タイトル | カガクするココロ |
| 劇団名 | 青年団 |
| 作／演出 | 平田オリザ |
| 日時 | 1996年11月16日（土）17時00分〜 |
| チケット代 | 3000円 |
| 劇場名 | 駒場アゴラ劇場 |
| 席番 | 二階席一列目真中 |
| チケット購入 | 当日券整理番号9番（16時15分に整理券をもらう） |
| 感想 | 大学の研究室が舞台. 自分も今大学の研究室にいるので, とても興味深い題材である. 二階席での観劇のため, 神の視点で見ているような感じ. 非常に面白い. 同じ研究者（の卵）として, 登場人物たちの心理が手にとるようにわかる気がする. 学部三年生に「今が一番いいときだねぇ」と先輩がいっていたのには, 全く同感である. 上に立つ人に自分の身の振り方が決められてしまう点とか, 恋の下手な愛すべき秀才君とか, まったくひとごとではない. この舞台での学部生に自分が投影されているようだ. この10年後が舞台だという北限の猿が楽しみだ. |
| タイトル | 笑の大学 |
| 劇団名 | パルコプロデュース |
| 作／演出 | 三谷幸喜／山田和也 |
| 日時 | 1996年10月27日（日）19時00分〜 |
| チケット代 | 4500円 |
| 劇場名 | 青山円形劇場 |
| 席番 | あ列22番（センター前から二列目, 当日券なのにとてもいい席です. ） |
| チケット購入 | 当日券（1時より並んで7人目. 40枚発売予定で, 3時半で20人, 4時半ころ40人並ぶ. ） |
| 感想 | 並んでいる間にかなり体が冷えて, 気持ちがとてもブルーになってしまった. 見ている間はかなり笑っていたように思うが, あまり元気になれなかった. 脚本は以前ラジオドラマ用に書いていたこともあってか, 良く書き込まれていたように思う. ただ, 完全に僕の予想を裏切るものではなく, そういう意味では三谷さんの複雑さにも少しは近付いたんだなぁと思った. 西村さんも近藤さんもいい役者で, いい仕事してます. 特に, 今泉よりこういった役の方が西村さんの良さが出るように思います. 「自分に自信はないが, 自分を信じる」と言い, 喜劇作家なりの戦い方をする椿一（近藤さん）には少し勇気づけられました. そして, 彼が笑えない喜劇を書けと言われて, 笑いに満ちた本を書いてきた時, 結局人は自分にできることしかできないのかなぁと思いました. |
| タイトル | リレイヤーIII |
| 劇団名 | 第三舞台 |
| 作／演出 | 鴻上尚史 |
| 日時 | 1996年9月25日（水）19時30分〜 |
| チケット代 | 5000円 |
| 劇場名 | サンシャイン劇場 |
| 席番 | 1階6列19番 |
| チケット購入 | 1996年7月28日セゾン |
| 感想 | サービス満点というのか, 意地悪というべきか. パソ通での評判に違わぬ高水準の芝居.
第三舞台フリークにはたまらないパロディもあるし. 『自分の絶望で他人を傷つけたくないから,
微笑もう』という台詞があったけど, もしそんな微笑みを見たら僕はもっと悲しくなってもっと傷つくんじゃないか?
グレート・ギャッツビー風に書くと, 僕がまだ年若く, 傷つきやすい心を持っていたころなら,
大きなショックを受けたであろう作品. 芝居を見始めてからの六年間の自分なりの成長を感じることができたような気がする.
鴻上の複雑さにすこし近付いたのかもしれない. 若い役者もなかなか良かったと思う.
が, それ以上に西牟田恵はえらいなぁ. どんどん風格がついてきている. oasisの「Don't
Look Back In Anger」がかかったのはうれしかった. ロビーで見た鴻上は恐かった.
再び,
深沢敦に遭遇. 他に大石継太なども来てた.
役名の付け方の法則はわかったのだが, 「小原豊司」という役名だけは誰から付けられたものかがわかりません. 誰か教えて下さい. |
| タイトル | 裸天国 |
| 劇団名 | ラッパ屋 |
| 作／演出 | 鈴木聡 |
| 日時 | 1996年8月20日（火）19時30分〜 |
| チケット代 | 3000円 |
| 劇場名 | シアターサンモール |
| 席番 | I-13座（右通路席一列目） |
| チケット購入 | 当日券（6時から並んで） |
| 感想 | 温泉に行きたくなった. 最近は社会人の知合いも増えてきたが, 彼らの世界をかいま見た気がする. 少しでも想像力を働かせて, 学生なりに社会人というものを理解したい. 「三角関係」ネタ多いですなあ, 最近. テレビで見た「凄い金魚」とシンクロしているのがいい. 舞台装置もすばらしい. 終らなさそうで, 本当になかなか終らないのもグー. |
| タイトル | 蝿取り紙 〜山田家の5人兄妹〜 |
| 劇団名 | 自転車キンクリーツSTORE |
| 作／演出 | 飯島早苗／鈴木裕美 |
| 日時 | 1996年7月12日（金） |
| チケット代 | 4000円 |
| 劇場名 | 全労災ホール スペースゼロ |
| 席番 | B-20（前から二列目, 右ブロック） |
| チケット購入 | 1996年5月31日（金）セゾン優先 |
| 感想 | 不倫の末に結婚した旦那が前の奥さんのことが忘れられずに電話するっていうエピソードに思いっきりはまった． いわゆる三角関係は世の中多いが, 誰かが死なないと解決しないのかな? 人生は坂道を登るがごとしって話と昔の恋人は幽霊って話も印象的だった. |
| タイトル | VIBE バイブ |
| 劇団名 | CURATE246-T/#2 |
| 作／演出 | 堤泰之 |
| 日時 | 1996年7月10日（水） |
| チケット代 | 3500円 |
| 劇場名 | シアターサンモール |
| 席番 | G-7（真中, 前ブロック） |
| チケット購入 | 1996年6月7日（金）セゾン優先 |
| 感想 | テンポも良く, 楽しく, 面白かった. 特にジングルを歌う所が好きだ． 後半の話が重くなっていく所ではどんな結末を見せてくれるのか思ってみてたけど．死ぬしかないってのはおもしろくないなあ. |
| タイトル | 下北ビートニクス |
| 劇団名 | ナイロン100℃ |
| 作／演出 | ケラリーノ・サンドロビッチ |
| 日時 | 1996年5月13日（月） |
| チケット代 | 4200円 |
| 劇場名 | 新宿シアターアプル |
| 席番 | 5-27（右ブロック） |
| チケット購入 | 1996年3月31日（日）セゾン |
| 感想 | 面白かった． 久しぶりのヒット. 笑っただけだけど, それもまたよし.長かったけど長さを感じなかった． 若い人が沢山でてたからか, 古田とか犬山, 三宅のうまさが目だってた. |
| タイトル | TABOO |
| 劇団名 | NODA・MAP |
| 作／演出 | 野田秀樹 |
| 日時 | 1996年5月2日（木） |
| チケット代 | 7000円 |
| 劇場名 | シアターコクーン |
| 席番 | K-14（真中ブロック） |
| チケット購入 | 1996年4月6日（金）セゾン |
| 感想 | 何もせぬ芝居? カーテン演出や影をつかった芝居などおもしろい. 「天丼食べたい」は愛の言葉. |
| タイトル | ファントム |
| 劇団名 | 惑星ピスタチオ・腹筋善之介超一人芝居 |
| 作／演出 | 西田シャトナー |
| 日時 | 1996年4月11日（木） |
| チケット代 | 3500円 |
| 劇場名 | 紀伊国屋ホール |
| 席番 | S-5（真中ブロック, やや後ろ） |
| チケット購入 | 当日券 |
| 感想 | いまいち. 腹筋さんひとりだときびしいかな. 話しを聞かせにいってるのがいけない. マイムで物語を淡々と奏でてくれたらいいのに． |
| タイトル | トランス Performance vol.2 |
| 劇団名 | サードステージ |
| 作／演出 | 鴻上尚史 |
| 日時 | 1996年2月24日（土） |
| チケット代 | 4500円 |
| 劇場名 | 紀伊国屋ホール |
| 席番 | K-14（真中ブロック） |
| チケット購入 | 1995年10月22日セゾン優先 |
| 感想 | つみきみほの評判は悪いが， 僕はわるくないと思った． 「日曜日よりの使者(THE HIGH-LOWS)」がかかったのは嬉しかった． |
| タイトル | 卓上の祭り |
| 劇団名 | 演劇舎猫の事務所 |
| 日時 | 1996年1月28日（日） |
| チケット代 | 2500円 |
| 劇場名 | 渋谷Jean-Jean |
| 席番 | ? |
| チケット購入 | 知人より |
| 感想 | 知合いの同級生が出ているというので見に行った．その彼女の芝居は悪くなかったけど. . . . |
| ホームページへ |